府市民教室 2020年度第2期 文芸・歴史コース
京都の歴史・謎解き散歩(野外授業ではありません。)

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京都の歴史・謎解き散歩 (野外授業ではありません。)

 京都は千二百年の歴史を刻んできた都市。その京都の文化・歴史・地名はきわめて重層的です。
 地名は大地に刻まれた歴史の鏡、文化を盛る器で、歴史・文化と深く関わっています。
 地名の起源の手掛かりを得るには、歴史学はもちろんのこと、国文学・国語学・地理学・民俗学・文化人類学など、多くの視点が必要です。例えば「稲荷」は稲成る(稲神)なのか、いなる(雷鳴)なのか、今も存在する剣石と賀茂別雷神の関係、秦氏や荷田氏の関わりなど、幅広い角度から検証しなければなりません。
 京都の地名を探ることは日本全体の文化、引いては自らの出身地の手掛かり・アイデンティティを知ることに繋がっています。

講師とテーマ

(1月・10月は休講)

9/7 明智光秀と洛中寺社「京都代官」としての活動
  吉永 隆記(京都精華大学講師)

11/2 京都に息づく魔除けの風習~鬼門除けを事例として
  藤野(ふじの) 正弘(まさひろ)
  (京都産業大学日本文化研究所上席特別客員研究員)

12/7 明智光秀 最期の13日~吉田兼見が記す山崎合戦への道~
  中西 真一(大阪夕陽丘学園高等学校講師)

2/1 京を巡る!~江戸期の旅日記より~ 現代と江戸時代を比較
  舞鶴 祥三(西陣学研究所主宰・京都地名研究会会員)

受講料 4回 5,600円(資料代含む)
日程 9/7、(10月は休講)11/2、12/7、(1月は休講)2/1
曜日・時間 毎月 第1月曜日(祝日は休講)
午前10時~12時
持ち物 筆記用具