🌛【無料・オンライン】労働関連法セミナー『今日的な社会状況を巡る労働問題にどう取り組むか』【終了】

 

 私たちが働き、暮らすいまの社会には、さまざまな問題があります。たとえば、社会全体では人口減少が一因となり、家族の中では出産や育児、看護や介護の場面で、また、働く人にとっては、収入と税金・保険料負担のバランスが引き起こす課題があります。本セミナーでは、これらの問題に対処するための方法や、関連する制度・政策について正しく理解し、それをもとに考えていきます。

第1回 3月5日(水)18:30~20:30
人口減少社会への対応と労働問題

講師:喜多 和美(司法書士・社会保険労務士)

 日本では人口減少が続き、対策として出生率の向上や高齢者の就労促進が求められています。その一方では、業務の自動化やAIによる労働力の代替が進められる可能性もあります。「社会の支え手」の減少を意味する少子高齢化社会、その対応について考察します。

第2回 3月12日(水)18:30~20:30
家族のケアに係る制度と労働問題

講師:柴田 美知子(社会保険労務士)

 WHOは「家族の健康とは、健康の促進に関与する第一次的な集団としての家族の機能状態を意味する」と定義しています。家族は、その構成員の出産・育児、必要な看護や介護によって影響を受けると同時に、ケアの提供者にもなります。家族に普遍的な定義はありませんが、法律的には婚姻が基本となり、社会的には同居や家計が重要な要素になります。家族構成によってケアの提供者となる人は異なります。それぞれの提供者にとって必要な制度について考えます。

第3回 3月19日(水)18:30~20:30
収入の壁に関わる政策と労働問題

講師:小林 さゆり(社会保険労務士)

 2024年10月の衆院選を機に「年収の壁」への関心が高まっています。年収が一定額を超えると税や社会保険料が増え、手取り収入が減るため、労働時間を抑える要因となり、企業の人手不足も助長します。複雑な制度の実態と政策を知り、正しい「壁」の理解を得て、考察します。

参加費:無料
定員: 30名(先着順・Zoomでのオンライン受講)
お申込み:こちらのWebフォームから。または、メール(attaka-support@r6.dion.ne.jp)へ参加希望回・氏名・住所・電話番号・メールアドレスを明記してお送りください。
主催:ラボール学園/NPO法人あったかサポート

※ご提供いただいた個人情報は、セミナーのご案内、緊急連絡のみに利用させていただきます。

※当日、Zoomで講演を録画し、講師の許可が取れた回については、後日、講演部分の録画データを期間限定で配信し、参加のお申込みをされた方へメールでリンクをお送りいたします。