2018年度春期
哲学の名著を読む

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哲学の名著を読む―時間の謎に迫る―

※この講座の募集は終了しました。

 

「時間」は人間の生と切り離せないものであると同時に,多くの謎に包まれています。「時間」という概念を,哲学者たちはどのように捉えてきたのでしょうか?
普段は読む機会のない哲学・思想の書をひもとき,物事をじっくりと考え,思考力を鍛える時間を持ちましょう。少人数のクラスで議論や質問を交えながら進めます。

カリキュラム

①4/12 人生と時間~セネカを読む(和田)
②4/26 モンテーニュの経験と時間(和田)
③5/10 ジャンケレヴィッチと還らぬ時間(和田)
④5/24 若さと老いを語るジャンケレヴィッチ(和田)
⑤6/14 サルトルの実存主義的投企と時間(沼田) 
⑥6/28 生命と時間~ベルクソンの『創造的進化』を読む (沼田)
⑦7/12 マルクス『資本論』の労働価値説 から学ぶ時間論(やすい)
⑧7/26 「労働」を「活動」に置き換えて富を分配する社会へ(やすい)

 

講師 和田 渡(阪南大学教授)
沼田 千恵(同志社大学講師)
やすい ゆたか(立命館大学講師)
開講日 第2・4木曜日 全8回
 <4/12・26,5/10・24,6/14・28,7/12・26>
時間 午後6時30分~午後8時30分
料金 9,750円(資料代含む。)
持ち物 <次のテキストを御用意ください。これ以外のテキストは講師が準備します。>
 セネカ『生の短さについて 他二篇』 古典新訳文庫
 ジャン=ポール・サルトル『存在と無 I 』ちくま学芸文庫
 アンリ・ベルクソン『創造的進化 』ちくま学芸文庫