2018年度春期 人物から見る京の歴史

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人物から見る京の歴史<古代・中世編>

※この講座の募集は終了しました。

 

時代劇や歴史教養番組などでは,歴史上の人物の輝かしい業績が讃えられ,現代人が見習うべき模範として紹介されることが多くあります。その一方で,有名であっても,歴史上の役割や意味が大きくないと解された人物の記載が,歴史教科書の叙述から削られようとしています。今年は,改めて「人物」にスポットライトを当て,その思想や言動から見える京の歴史について考えていきます。

カリキュラム

①4/9  桓武天皇―なぜ平安京をつくったか―(吉野)
②4/16 嵯峨天皇と淳和天皇―唐の文化と薄葬思想―(山田)
③4/23 慶滋保胤―『池亭記』の世界―(西山)
④5/7  上東門院(藤原彰子)-国母(天皇の母)の力-(野口(孝))
⑤5/14 後三条天皇―大内裏(平安宮)復興―(美川)
⑥5/21 美福門院と八条院―女院と荘園―(佐古)
⑦5/28 平清盛―京都と武士Ⅰ―(岩田)
⑧6/4  宇都宮頼綱―京都と武士Ⅱ―(野口(実))
⑨6/11 後鳥羽上皇―神器なき帝王―(谷)
⑩6/18 大覚寺統の面々―後宇多院を中心に―(横内)
⑪6/25 後醍醐天皇―帰京への執念―(花田)
⑫7/2  足利義満―宗教政策の視点から(大田)
⑬7/9  足利義政をとりまく人々―応仁の乱再考―(野田)
⑭7/23 徳川家康―秀吉の死から関ヶ原まで―(横田)

講師 吉野 秋二(京都産業大学准教授)
山田 邦和(同志社女子大学教授)
西山 良平(京都大学大学院教授)
野口 孝子(同志社女子大学講師)
美川 圭(立命館大学教授)
佐古 愛己(佛教大学准教授)
岩田 慎平(立命館大学講師)
野口 実(京都女子大学名誉教授)
谷 昇(立命館大学客員研究員)
横内 裕人(京都府立大学准教授)
花田 卓司(帝塚山大学講師)
大田 壮一郎(立命館大学准教授)
野田 泰三(京都橘大学教授)
横田 冬彦(京都大学教授)
開講日 毎週月曜日 全14回<4/9~7/23>
時間 午後6時30分~午後8時30分
料金 13,000円(資料代含む。)