🌛01 日本史 京都の歴史を読み直す~近世・近代編~<単>
古代以来、ながらく政治・経済・文化の中心地であった京都。今回は最新の研究成果を紹介しつつ、京都の歴史をあらためてたどります。とはいえ、京都という一都市の歴史ではありません。
京都を舞台に引き起こされた事件・事象は日本全国に波及し、歴史の大きな流れを生み出します。あらためて〈日本の歴史〉を学び直す機会にしていただければ幸いです。
各回のテーマと講師
① 10/23 徳川家康と朝廷 -天下人・有力大名と公家の政治文化-
尾下成敏(京都橘大学教授)
② 10/30 江戸前期の文化を再発見 -2人の僧・隠元と元政
西本幸嗣(佛教大学講師)
③ 11/6 近世京都における儒仏論争 -林羅山と松永貞徳との論争から-
前田一郎(大谷大学講師)
④ 11/13 江戸幕府の上方支配 -京都所司代・大坂城代に注目して-
藤本仁文(京都府立大学准教授)
⑤ 11/20 近世中期の天皇・親王・公家の日常と活動 -和歌の広がりを中心に-
若松正志(京都産業大学教授)
⑥ 11/27 江戸時代中後期の書物文化と京都 -日用教養書にみる皇都イメージの展開-
鍛冶宏介(京都先端科学大学教授)
⑦ 12/4 孝明天皇 -攘夷選択の真相-
母利美和(京都女子大学教授)
⑧ 12/11 幕末京都の政治と空間 -エリアから考える政治行動-
笹部昌利(京都産業大学准教授)
⑨ 12/18 明治初年の「攘夷」運動と京都 -外国代表団の天皇謁見をめぐって-
平良聡弘(京都大学講師)
⑩ 1/15 幕末・明治期京都の女性と家の継承 -『京都の歴史』における女性像再考-
秋元せき(京都市歴史資料館歴史調査員)
⑪ 1/22 明治中期の京都とジャーナリズム -メディアからみる政治文化-
高田祐介(佛教大学講師)
⑫ 1/29 郡是製糸と創業者・波多野鶴吉 -綾部発「グンゼ」のあゆみをふりかえる-
松本和明(京都産業大学教授)
⑬ 2/5 近代の京都と「大正デモクラシー」 -社会運動を中心に-
福家崇洋(京都大学准教授)
⑭ 2/19 戦時下の京都仏教界 -メンソレータムを駆逐せよ-
原田敬一(佛教大学名誉教授)
受講生の声
・本に書かれていることだけでなく、余り知られていない人物や土地、歴史上の出来事など、最新の研究を基にしたテーマで講義されるので、為になります。
・京都の地名が講座で触れられると、ぐっと身近に歴史を感じる。
・京都に生まれ京都で育ったにもかかわらず、知らないことが多すぎ、当講座受講で少しは“京都人”に近づけたかも?!
開講日 | 毎週月曜日 全14回 <10/23~12/18、1/15~2/19>(予備日2/26) |
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時間 | 18:30~20:30 |
受講料 | 14,500円(資料代含む)※単発受講 1回2,600円。10/16から申込受付。 |