2016年度春期講座
哲学の名著を読む
―思考することの喜び―

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哲学の名著を読む
―思考することの喜び―

 先を見通すことの困難な時代だからこそ,<柔軟な思考力>を得て<発想の転換>をすることが大切なのではないでしょうか。そのために,少しでも物事をじっくりと考える時間を持ちましょう。この講座では,普段はなかなか読む機会のない哲学者の文章を読み解き,先人の思索と知恵を学びながら,今の時代に私たちが生き・働くことの意味を共に考えていきます。少人数のクラスで議論や質問を交えながら進めます。

講師 和田 渡(阪南大学教授)
新 茂之(同志社大学教授)
阿部 康平(同志社大学大学院生)
やすい ゆたか(立命館大学講師)
開講日 第2・4木曜日 全8回
<4/14・28,5/12・26,6/9・23,7/14・28>
開講時間 午後6時30分~午後8時30分
受講料 9,750円(資料代含む。)
持ち物 以下のテキストを御自身で準備ください。

  • ジャン=ポール・サルトル『実存主義とは何か』(人文書院)
  • マルティン・ブーバー『我と汝・対話』(岩波文庫)
  • ジョン・デューイ『経験と教育』(講談社学術文庫)
  • 魯迅『阿Q正伝・狂人日記 他十二篇』(岩波文庫)
カリキュラム ①4/14
 サルトルの思想の魅力:『実存主義とは何か』を読む(1)(和田)
②4/28
 サルトルの実存主義対構造主義:『実存主義とは何か』(2)(和田)
③5/12
 ブーバーの思想と対話の問題:『我と汝・対話』を読む(1)(和田)
④5/26
 ブーバーの対話論の意義:『我と汝・対話』(2)(和田)
⑤6/9
 プラグマティズムにおけるデューイの思想の位置付け:『経験と教育』を読む(1)(新)
⑥6/23
 デューイの教育思想―現代教育に与えた影響を射程に入れて―:『経験と教育』を読む(2)(阿部)
⑦7/14
 魯迅の伝統への絶望-礼教は人喰いである-:「狂人日記」を読む(やすい)
⑧7/28
 魯迅の民衆への眼差しと革命の萌芽:「阿Q正伝」を読む(やすい)