2015年度秋期講座
哲学の名著を読む
―思考することの喜び―

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教養と知見を深める歴史・文化・語学
哲学の名著を読む
―思考することの喜び―

 先を見通すことの困難な時代だからこそ,<柔軟な思考力>を得て<発想の転換>をすることが大切なのではないでしょうか。そのために,少しでも物事をじっくりと考える時間を持ちましょう。この講座では,普段はなかなか読む機会のない哲学者の文章を読み解き,先人の思索と知恵を学びながら,今の時代に私たちが生き・働くことの意味を共に考えていきます。少人数のクラスで議論や質問を交えながら進めます。

哲学の名著を読む

講師 和田 渡(阪南大学教授)
亀井 大輔(立命館大学准教授)
やすい ゆたか(立命館大学講師)
開講日 第1・3・5木曜日 全8回
<10/15・29,11/5・19,12/3・17,1/21,2/4>
開講時間 午後6時30分~午後8時30分
受講料 9,750円(資料代含む。)
持ち物 250円
持ち物 各テキスト
マルクス・アウレーリウス『自省録』岩波文庫
カール・ヤスパース『哲学入門』新潮文庫
ジャック・デリダ『声と現象』ちくま学芸文庫
王陽明『伝習録』中公クラシックス
テーマ ①10/15
第16代ローマ皇帝マルクス・アウレーリウスの人間観~『自省録』を読む(1)(和田)

②10/29
哲人皇帝マルクス・アウレーリウスの自然観~『自省録』を読む(2)(和田)

③11/5
ヤスパースとその心友アーレント~『哲学入門』を読む(1)(和田)

④11/19
ヤスパースとその対立者ハイデガー~『哲学入門』を読む(2)(和田)

⑤12/3
デリダの脱構築について考える(1)~デリダ『声と現象』を読む(亀井)

⑥12/17
デリダの脱構築について考える(2)~デリダ『声と現象』を読む(亀井)

⑦1/21
王陽明の<天地の心>~『伝習録』を読む(やすい)

⑧2/4
本居宣長の<もののあはれ>に見る王陽明の影響~『紫文要領』,「排蘆小船」を読む(やすい)