🌞15 <単>哲学
~現代を生きるヒント~

先の見通せない時代の中、先人の知恵と思索に触れながら、お互いに楽しく意見交換することによって、混迷の時代を生き抜くヒントを見つけましょう。
哲学者や思想家の著作の一部を読みながら、講師と受講者の方々との対話を通じて、生成AIの普及によって劇的に変わりつつある現代をどう生きるかを、ともに考えていきます。
今期は、エピクロス、老子、エーリッヒ・フロム、ゲーテの哲学・思想を丁寧に、分かりやすく解説します。
これらの人物は、現代という時代を深く見つめるための多様な視点を与えてくれます。
読書と対話を通して、自己と他者、心と身体、外国と日本社会などのテーマについて考える時間を共有しましょう。
各回のテーマ
① 楽しいエピクロス(1)『エピクロス 教説と手紙』(岩波文庫 858円)の魅力
② エピクロス(2)快楽への道筋『エピクロス 教説と手紙」の道案内
③ 老子(1)あっと驚く老子の言葉『タオ』(ちくま文庫 792円)への招待
④ 老子(2)驚異的なヴィジョン『タオ』という源流
⑤ エーリッヒ・フロム(1)人間が生きるということ『生きるということ(新装版)』(紀伊國屋書店 2090円)
⑥ エーリッヒ・フロム(2)「あるということ(存在)」と「持つこと(所有)」の違い
⑦ ゲーテ(1)人生行路の三段階を示す思想的巨人『ファウスト』(中公文庫悲劇第1部第2部全2巻3,300円)を読み解く
⑧ ゲーテ(2)『ファウスト』を読み解く
| 講師 | 和田渡(阪南大学名誉教授) 児玉正幸(鹿屋体育大学名誉教授) |
|---|---|
| 開講日 | 第2・3木曜日 全8回 11/12、11/19、12/10、12/17、1/14、1/21、2/18、2/25(第4)(予備日1/28(第4)・3/4(第1)) |
| 時間 | 13:30~15:30 |
| 受講料 | 13,000円(資料代含む) ※単発受講 1回2,600円 11/5から受付開始 |
| 持ち物 | 可能であれば、各著作を持参下さい。資料も配付しますので、手元に著作がなくても授業に差し障りはありません。 |
講師紹介
和田 渡(わだ わたる)

専門は哲学。長年にわたり大学で哲学に関わる研究と指導の傍ら2009年から2015年まで阪南大学図書館長を兼務。
2010年以来現在に至るまで、大学図書館のホームページ上で「おすすめの一冊」を執筆。紹介図書は哲学のほか宗教、科学、スポーツ、青春ものなど国内外の古典から現代文学まで多岐にわたる。2013年に「18歳の読書論」として出版して以来シリーズ化され、これまで6作を数える。
自他ともに認める読書家。
著書に『大学1年生の読書論― 図書館長からのメッセージ』『自己の探究-自己とつきあうということ』『<思考>の作法 哲学・倫理学はじめの一歩』など多数。
児玉 正幸(こだま まさゆき)

専門は倫理学(倫理思想史、医療倫理)。長年にわたり大学で倫理学の研究と教育の傍ら、外国語教育センター・国際交流センター長兼務(2008~2013)。
教育者としては、スポーツ倫理の基礎を成す「武士道と日本の心(礼節と誠)」を講義する傍ら、地域連携活動として「市民大学教養講座」を20年間担当。その間の作成教材は10冊以上。研究者としては医療倫理研究に従事し、博士号(文学)取得。
単著に『パスカルの人間観』(行路社)、『武門の倫理』(行路社),『日本の着床前診断』(永井書店)、共著に『健康のための諸学入門』(窓映社)など多数。