🌞教2 <単>哲学~楽しく生きるヒント~
自分らしく生きるヒントを探して-
ブッダ、パスカル、ニーチェ、モンテーニュ、時代を超えて語りかける哲学者たちと出会い、自分の人生を見つめなおしてみませんか?
幸せとは何か、自分らしく生きるとはどういうことか。
この講座では、東洋と西洋の代表的な哲学者たちの著作を読み解き、講師や参加者との対話を通して、現代を生きる私たちにとっての“生きるヒント”を見つけていきます。
哲学が初めてという方にも、わかりやすく丁寧に解説します。
読書と対話を通して、人生の視野が広がる時間を一緒に過ごしましょう。
各回のテーマ
11/13① ブッダ :幸せの哲学―『ダンマパダ ブッダ 真理の言葉』(光文社古典新訳文庫 814円)を読む(1)
11/20② 〃 :心と体を考える―『ダンマパダ ブッダ 真理の言葉』を読む(2)
12/11③ パスカル :考える葦としての人間―『パンセ』下巻(岩波文庫 1,474円)を読む(1)
12/18④ 〃 :人間の偉大と悲惨-『パンセ』下巻を読む(2)
1/15⑤ ニーチェ:元気の出る哲学―『善悪の彼岸』(光文社古典新訳文庫1,078円)を読む(1)
1/22⑥ 〃 :哲学の挑戦-『善悪の彼岸』を読む(2)
2/12⑦ モンテーニュ:フランスルネサンス期最大の独創的思想家-『エセー』(岩波文庫全6巻:資料に要約を掲載につき、購入不要)を読む(1)
2/19⑧ 〃 :『エセー』を読む(2)
※各哲学者がどんな人物か、事前に概要を知っていただく参考として、ご購入もしくは図書館等で目を通していただければ幸いです。事前の読了が難しい方もご参加いただけます。
講師 | 和田渡(阪南大学名誉教授) 児玉正幸(鹿屋体育大学名誉教授) |
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開講日 | 第2・3木曜日全8回 <11/13、11/20、12/11、12/18、1/15(第3)、1/22(第4)、2/12、2/19>(予備日1/29(第5)、2/26(第4)) |
時間 | 13:30~15:30 |
受講料 | 13,000円(資料代含む) ※単発受講 1回2,600円 11/6から受付開始 |
持ち物 | 可能であれば、各著作を持参下さい。資料も配付しますので、手元に著作がなくても授業に差し障りはありません。 |
講師紹介
和田 渡(わだ わたる)
専門は哲学。長年にわたり大学で哲学に関わる研究と指導の傍ら2009年から2015年まで阪南大学図書館長を兼務。
2010年以来現在に至るまで、大学図書館のホームページ上で「おすすめの一冊」を執筆。紹介図書は哲学のほか宗教、科学、スポーツ、青春ものなど国内外の古典から現代文学まで多岐にわたる。2013年に「18歳の読書論」として出版して以来シリーズ化され、これまで6作を数える。
自他ともに認める読書家。
著書に『大学1年生の読書論― 図書館長からのメッセージ』『自己の探究-自己とつきあうということ』『<思考>の作法 哲学・倫理学はじめの一歩』など多数。
児玉 正幸(こだま まさゆき)
専門は倫理学(倫理思想史、医療倫理)。長年にわたり大学で倫理学の研究と教育の傍ら、外国語教育センター・国際交流センター長兼務(2008~2013)。
教育者としては、スポーツ倫理の基礎を成す「武士道と日本の心(礼節と誠)」を講義する傍ら、地域連携活動として「市民大学教養講座」を20年間担当。その間の作成教材は10冊以上。研究者としては医療倫理研究に従事し、博士号(文学)取得。
単著に『パスカルの人間観』(行路社)、『武門の倫理』(行路社),『日本の着床前診断』(永井書店)、共著に『健康のための諸学入門』(窓映社)など多数。