🌞08 <単>哲学で人生100年時代を豊かに
~哲学の古典から楽しく生きるヒントを学ぼう~
先人の知恵と思索に触れ、人生に自分なりの意味を見出すヒントを探します。解説を聞き意見交換しながら共に学び、より深く自分自身を見つめることもできます。自分の人生に照らし合わせることで、よりよく自身を見つめることもできます。
講師の解説の他、受講生間の意見交換も行います。初めて哲学書に触れる方にも最適です。
各回のテーマ
11/14・21①・② エラスムスの『痴愚神礼讃』(中公文庫)を読む
12/12・19③・④ ハイデガーとアーレントー二人の人間観を考える―
1/9・16⑤・⑥ 貝原益軒の『養生訓』(講談社学術文庫)を読む
2/13・20⑦・⑧ 知の巨人・ドストエフスキーの『罪と罰』(角川文庫)(*1)を読み解く
*1 授業では、格調高い訳文の米川正夫訳全2巻(角川文庫上下各巻968円)を使用します。より読みやすい亀山郁夫訳全3巻(光文社古典新訳文庫、上中下各巻990円)でもかまいません。
受講生の声
・知らないことを知る喜びを久々に味わった。
・受講内容に興味を持つことにより、関連することにも興味がわき、発展的に色々な本を読むようになった。
・講義の他、世の中の事象についてクラス内で意見を交換することにより、色々な見方が出来るようになった。
講師 | 和田渡(阪南大学名誉教授)①~⑥ 児玉正幸(国立大学法人・鹿屋体育大学名誉教授、Ph.D.)⑦・⑧ |
---|---|
開講日 | 第2・3木曜日 全8回 <11/14、11/21、12/12、12/19、1/9、1/16、2/13、2/20>(予備日1/23、2/27いずれも第4) |
時間 | 13:30~15:30 |
受講料 | 11,500円(資料代含む) ※単発受講 空席があれば 11/7から受付開始 1回2,600円 |
持ち物 | 可能であれば、各著作を持参下さい。 ※授業では資料も配付しますので、手元に著作がなくても授業に差し障りはありません。 ※各哲学者がどんな人物か、事前に概要を知っていただく参考として、ご購入もしくは図書館等で目を通していただければ幸いです。 |
講師紹介
和田 渡(わだ わたる)
専門は哲学。長年にわたり大学で哲学に関わる研究と指導の傍ら2009年から2015年まで阪南大学図書館長を兼務。
2010年以来現在に至るまで、大学図書館のホームページ上で「おすすめの一冊」を執筆。紹介図書は哲学のほか宗教、科学、スポーツ、青春ものなど国内外の古典から現代文学まで多岐にわたる。2013年に「18歳の読書論」として出版して以来シリーズ化され、これまで6作を数える。
自他ともに認める読書家。
著書に『大学1年生の読書論― 図書館長からのメッセージ』『自己の探究-自己とつきあうということ』『<思考>の作法 哲学・倫理学はじめの一歩』など多数。
児玉 正幸(こだま まさゆき)
専門は倫理学(倫理思想史、医療倫理)。長年にわたり大学で倫理学の研究と教育の傍ら、外国語教育センター・国際交流センター長兼務(2008~2013)。
教育者としては、スポーツ倫理の基礎を成す「武士道と日本の心(礼節と誠)」を講義する傍ら、地域連携活動として「市民大学教養講座」を20年間担当。その間の作成教材は10冊以上。研究者としては医療倫理研究に従事し、博士号(文学)取得。
単著に『パスカルの人間観』(行路社)、『武門の倫理』(行路社),『日本の着床前診断』(永井書店)、共著に『健康のための諸学入門』(窓映社)など多数。