2009年秋 ラボール学園(京都勤労者学園)の公開セミナー

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公開セミナーについて

京都府の協力を得て,労働法,労働環境,経済状況,社会保障,時事問題,ワークライフバランスなどをテーマに,各方面の専門家を講師として招き,府市民・一般勤労者や労働組合の方に無料で聴講いただけるセミナーです。毎年3月と9月に開催しています。

 

2009年秋 ラボール学園(京都勤労者学園)の公開セミナー

【これからの社会保障はどうあるべきか-21世紀型社会保障制度の構築をめざして-】

日本の社会保障制度は、夫が収入を稼ぎ、妻が家事と育児を担当し、二人の子供という標準家庭モデルを前提として設計されています。しかし、こうした「標準家庭」モデルは90年代以降,結婚年齢の上昇,未婚の増大と長期化、出生率の減少と高齢化、離婚率の増加などによって、大幅に変化してきています。

また、この間の経済危機のなかで「すべり台社会」といわれた様にセーフティネットが充分に機能していないことも改めて顕在化してきました。

今回の講座は、曲がり角にきた日本の社会保障制度を、どんな生き方にも中立的な制度として構築し直すという視点でテーマを設定しました。

 

 

<第1回>
日本のセーフティネットを考える
-国際比較を通して-

日時 9月7日(月曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:埋橋 孝文 さん(Uzuhashi Takafumi)(同志社大学教授)

埋橋 孝文 さん(同志社大学教授)同志社大学社会学部教授。京都大学教育学部卒業、関西学院大学経済研究科博士後期課程単位取得。専門は社会政策・社会保障論、比較福祉国家論。

 

 

<第2回>
どうすれば希望と安心の年金制度ができるのか
-公費負担方式<税方式>による新しい年金制度の提案-

日時 9月18日(金曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:里見 賢治 さん(Satomi Kenji)(佛教大学教授)

里見 賢治 さん (佛教大学教授)佛教大学社会福祉学部教授(大阪府立大学名誉教授)。大阪大学経済学部卒業、大阪市立大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。大阪社会事業短期大学講師・助教授、大阪府立大学社会福祉学部助教授・教授を経て、現職。専攻は社会保障論・福祉政策論。

 

 

<第3回>
日本の住宅政策の何が問題か
-住宅のセーフティネットを考える-

日時 9月25日(金曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:平山 洋介 さん(Hirayama Yosuke)(神戸大学教授)

平山 洋介 さん(神戸大学教授)神戸大学大学院人間発達環境学研究科教授。1988年神戸大学大学院自然科学研究科博士課程修了。2003年より現職。専攻は住宅政策。

 

 

<第4回>
誰が日本の医療をダメにしているのか
-医療崩壊を防ぐ手立ては-

日時 9月28日(月曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:本田 宏 さん(Honda Hiroshi)(済生会栗橋病院副院長・医者)

本田 宏 さん(済生会栗橋病院副院長・医者)済生会栗橋病院副院長。弘前大学医学部卒業後、東京女子医科大学第3外科にて腎移植、肝移植に携わる。「NPO法人 医療制度研究会」の副理事長を努めながら、日本の医療の現状を憂い、幅広く執筆活動や講演を行っている。

 

 

<第5回>
ベーシックインカムの実現可能性を探る
-過去の運動と理論的蓄積を検証しつつ-

日時 9月30日(水曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:山森 亮 さん(Yamamori Toru)(同志社大学教員)

山森 亮 さん(同志社大学教員)同志社大学経済学部教員。京都大学大学院経済学研究科修了。東京都立大学教員、ケンブリッジ大学研究員などを経て、現職。専攻は社会政策。

 

 

公開セミナーのご案内

申込方法 お電話、FAX、はがき、メールのいずれかにより、参加の回(複数回の申込み可)、郵便番号、住所、氏名、電話番号をお知らせ下さい。受講票をお送りします。
(ご提供いただいた個人情報は、公開セミナーのご案内、受講票の発送のみに利用させていただきます。)
参加費 無料
主催・会場 ラボール学園(京都勤労者学園)
〒604-8854 京都市中京区四条通御前ラボール京都3F
TEL 075-801-5925
FAX 075-812-1508
E-mail gakuen@labor.or.jp
※地図はコチラを参照下さい。
※お越しの際は公共交通機関をご利用下さい。