京都総評

最低生計費調査の結果がTwitterのトレンドワード上位になったことについて

125日に発表した京都総評の最低生計費調査の結果がTwitterのトレンドワード上位になり、話題になっています。
私たちの取り組みにご注目いただきありがとうございます。

今回公表させていただいたのは、京都で普通に暮らすための費用です。一見、高い金額にみえるようで話題になっています。

「普通」とは何か、なかなか決めるのは難しいです。われわれは全体の7割の方が持っているものを必需品とし、消費量(たとえば、スーツを何着持たせるのか)は「下から3割」を基準に決めました。

したがって、今回の数字が想定しているのは、どちらかと言えば質素な普通の暮らしとなっています。

国の統計によると、4割~5割の世帯はこの生計費を満たしているようです。逆に、5割~6割が満たしていない、つまり何かしらを我慢していることになります。

私たちは、「だれでも1日8時間はたらけば普通に暮らせる社会」をめざして、賃金の底上げや社会保障の充実を求めて運動していきますので、ご声援よろしくお願いします。

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