第75回全京都統一メーデー・写真コンクール結果

審査・2004年6月7日(月)13:30〜14:30  京都総評別室
審査・日本写真家協会会員・溝縁ひろし、機関紙協会・重田、京都総評・岩橋事務局長
応募・21人35点 総評・作品の数が三分の一位少なくなった。
しかし、一〜二人を除いて新しい人が入選してきている。固定でなく、斬新な角度で撮ってもらうのはいいことだ。
写真的にはポイントを絞り込んで撮ればもっといい。 広く画面を取りすぎている。あれもこれもとポイントが弱い。
いい作品を撮るポイントは、一つ一つの動きをよく見て撮ること。
特賞・1点(2万円)、1席・1点(1万円)、2席・2点(5千円)、3席・5点(3千円)



特賞     「火の鳥 乱舞」 JMIUカシフジ支部・竹端 光雄 火の鳥の形を思い切り大きく入れて、バックステージの動きがとても画面を引き立て、全体の色合いがとてもいい。



1席     「高齢者に仕事を」 建交労京都支部・家田 隆護 年配の方の一人一人の顔の表情が、プラカードと一致している。悲壮感はないが(以前は若い看護師さんがあったが)味がある。アップ気味に持っていっているのがいい(顔がはっきりわかるような・・・特に向って左)。


2席      「青年に夢と希望を」 JMIUカシフジ支部・枝浪 義孝 旗と人の狙いのアングル、バックはビルできれいにおさめている。それを下から見上げた感じで、青年たちの気合がよくわかる。


2席 「メーデー」 京都市職労衛生支部・野口 喜一 話題になった話。絵が決め手。正面の中ではぴったり当てはまっている。


3席 「ストップ年金大改悪、憲法9条まもろう!」京建労上京支部・榊原章夫 スローガンを掲げながら歩いている表情がいい。スローガンを上に持ってきてアピールし、顔を隠しているのが面白い。


3席    「歌声」 通信労組・今井 義美 終わってからほっとした時、休憩したとき、なごやかな雰囲気が感じられる。


3席     「小泉やめろ!」 京建労山科支部・神永 吉英 プラカードでのメッセージの面白さが表れている。


3席      京建労左京支部・松田 真造 「セピア色のメーデー」 古い時代のメーデーを思い出す効果がある。少し変化があって面白い。


3席      「堂々の行進」 JMIUカシフジ支部・河田 森夫 メーデーらしい行進の基本的な雰囲気が出ている。アングル、角度がいい所を捉えている。