2017年9月23日「STOP! ザ働きすぎ! 働き方を見直す京都集会」
安倍政権は「働き方改革」の名のもと、過労死 ラインの年間960時間もの残業を合法化し、「残業代ゼロで働かせ放題」の働き方をつくろうと しています。いま労働者にとって本当に求められるのは、どんな「働き方改革」でしょうか?
日時:2017年9月23日(土)9:30 ~16:30
場所:ラボール京都
全体会・記念講演 9:30~12:30
特別報告 11:40~12:30
分科会 13:30~16:30
■記念講演
ストップ働きすぎ!
今もとめられる「働き方改革」とは
伍賀 道一 金沢大学名誉教授
PROFILE
立命館大学大学院経済研究科博士課程中退。1990年「現代資本主義と不安定就業問題」で立命館経済学博士。金沢大学教授、2011年定年退官、名誉教授。
著作
「現代資本主義と不安定就業問題」(1988年 お茶の水書房)、「雇用の弾力化 と労働者派遣・職業紹介事業」(1999年 大月書店)、「『非正規大国』日本の 雇用と労働」(2014年 新日本出版)
■特別報告
- アスベストの闘い(京建労)
- 長時間労働との闘い(府職労連)
- 職場の労働安全衛生活動(JMITU)
- 非正規労働者の直用化の闘い(KBS労組)
■分科会
【メンタルヘルス分科会】
今回は職場のストレス要因を改善していくにはどうするかをテーマに論議を進めます。この数年の分科会で学んできたストレスチェックについて、それを活用して職 場の改善をしていく視点について学ぶとともに、多くの職場でストレス要因となっているパワハラの問題についても交流・討論を行う予定にしています。
【長時間労働分科会】
本分科会は、長時間過密労働や不払い労働の一掃にむけ、厚労省が発出した「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」を学び、各業界から長時間労働の実態告発や労組のたたかい、そして成果を発言し、みんなで今後の展望を語り合います。
【職場の安全と労災問題分科会】
労災保険は労働者が負傷・発病した際に、国の責任で被災労働者に対して、労災保険給付、社会復帰支援事業等を行うことを目的とした公的保険制度です。分科会では労災保険制度の基礎を学習し、働き方実行計画が定める「柔軟な働き方がしやすい環境整備」がもたらす労災保険への問題を交流します。
【非正規労働・女性の働かされ方分科会】
来年は、「有期契約5年で無期転換権付与」ルールが施行されて5年目にあたり、実際にこのルールが適用になる有期雇用労働者が多くでる年です。あらためてこのルールの適用や無期転換権の行使について学習したいと思います。また、非正規労働者の働き方や権利関する京都での闘いを交流し、今後の非正規労働者の権利向上・実現に向けた場にしたいと考えています。多くの皆さんの参加をお待ちしています。