第8回全京都統一メーデー写真コンクール結果
<審査会> 

日時・2014年6月2日(月)午前10時より11時

場所・京都総評別室

審査員・日本写真家協会会員・溝縁ひろし、一般社団法人京都宣伝センター機紙会館・中村秀利、
全京都統一メーデー実行委員会・梶川憲事務局長

応募者・10労組・団体19人から35

結果

特賞・1点・日下部 敬さん(JMIUカシフジ支部)「暴走内閣を許すな!」

講評)メーデーらしく、行進状況に奥行き感があり、メーデースローガンも入りま とまりがある。

一席・1点・高木 康之さん(民医連大宅診療所)「今年も見守る狛犬さん」


講評)今までにない新鮮なアングルで、賑わいも入っている。

二席・2点・脇坂 敏元さん(京建労上京支部)「がんばろう三唱」

講評)今までもあったが、メーデーの力強さが現れている。

      阿部 泰治さん(京都民医労)「ともに いのち・くらしを守りたい」

講評)沿道の人も含めての一瞬をつかまえた。応援、見ている人も今までにないとらえ方、見せ方で、とれそうで取れない一葉だ。

三席・5点・九里 正さん(京建労上京支部)「先頭は京建労」

講評)スローガンをしっかり見せて、おとなしい配置。場所の設定と車の状況の兼ね合いを正面からうまくとらえている。

      高木 宮子さん(京都自治労連)「今日は洗濯日よりかな?」

講評)準備段階で、盛り上がりを感じる。一つ一つが楽しい。一生懸命考えている様子がうかがえる。キャタツに乗って、その場所をうまく、さりげなく表現している。

      榊原 章夫さん(京建労上京支部)「オレンジの伏見」

講評)今の憲法の内容と、ゆるキャラ等の組み合わせが効いている。同じ衣装で、まとまった雰囲気が感じられる。

     細見 哲さん(京都医労連)「増やして!」

講評)ポイントを大きく見せている。まとまった強み。スローガンがはっきりしている。

      永井 宏和さん(西右京ユニオンひまわり)「9条」

講評)行進している状況、棒の部分、ねりの動きがよく、9条がよくスローガンの見せ方をしている。

<総評>

・今回は今までと違うアングルからの、デモが行進してくる場所、ポイントを写す人が一生懸命考えて絵作りをしている。

・メーデーのポイント、ポイントで考えて、全体的に内容も良くなっている。

・沿道に花などあれば取り入れてもらい、五月のいい季節を表現してほしい。

・自分たちで仕上げしているようで、プリント仕上げの工夫が面白さかなと思う。

・いろいろ下調べしているような、見せ方の工夫が入選につながっている。

・応募数から言えば内容が充実しているが、さらに参加者を増やすため、初応募者用の「新人賞」の枠を二席のうちの一点に、来年以降してはどうか。