第85回全京都統一メーデー写真コンクール結果
<審査会>
日時・2014年6月2日(月)午前10時より11時
場所・京都総評別室
審査員・日本写真家協会会員・溝縁ひろし、一般社団法人京都宣伝センター機紙会館・中村秀利、
全京都統一メーデー実行委員会・梶川憲事務局長
応募者・10労組・団体19人から35点
結果
特賞・1点・日下部 敬さん(JMIUカシフジ支部)「暴走内閣を許すな!」
講評)メーデーらしく、行進状況に奥行き感があり、メーデースローガンも入りま とまりがある。
一席・1点・高木 康之さん(民医連大宅診療所)「今年も見守る狛犬さん」
二席・2点・脇坂 敏元さん(京建労上京支部)「がんばろう三唱」
講評)今までもあったが、メーデーの力強さが現れている。
阿部 泰治さん(京都民医労)「ともに いのち・くらしを守りたい」
講評)沿道の人も含めての一瞬をつかまえた。応援、見ている人も今までにないとらえ方、見せ方で、とれそうで取れない一葉だ。
三席・5点・九里 正さん(京建労上京支部)「先頭は京建労」
講評)スローガンをしっかり見せて、おとなしい配置。場所の設定と車の状況の兼ね合いを正面からうまくとらえている。
講評)準備段階で、盛り上がりを感じる。一つ一つが楽しい。一生懸命考えている様子がうかがえる。キャタツに乗って、その場所をうまく、さりげなく表現している。
講評)今の憲法の内容と、ゆるキャラ等の組み合わせが効いている。同じ衣装で、まとまった雰囲気が感じられる。
講評)ポイントを大きく見せている。まとまった強み。スローガンがはっきりしている。
講評)行進している状況、棒の部分、ねりの動きがよく、9条がよくスローガンの見せ方をしている。
<総評>
・今回は今までと違うアングルからの、デモが行進してくる場所、ポイントを写す人が一生懸命考えて絵作りをしている。
・メーデーのポイント、ポイントで考えて、全体的に内容も良くなっている。
・沿道に花などあれば取り入れてもらい、五月のいい季節を表現してほしい。
・自分たちで仕上げしているようで、プリント仕上げの工夫が面白さかなと思う。
・いろいろ下調べしているような、見せ方の工夫が入選につながっている。
・応募数から言えば内容が充実しているが、さらに参加者を増やすため、初応募者用の「新人賞」の枠を二席のうちの一点に、来年以降してはどうか。