TPP参加反対、消費税NO3・6府民大集会に1500名

 京都総評をはじめ、京商連、新婦人、民医連、社保協、自由法曹団、農民連などでつくる実行委員会の主催で、3月6日「菅内閣による日本”壊国”を許すな TPP参加反対!消費税増税NO!3・6府民大集会」を円山音楽堂で開きました。集会には、府内各地から1500名が参加。主催者を代表して岩橋祐治京都総評議長があいさつ。「TPPは究極の構造改革。農業や食料だけでなくすべての分野にかかわる。府民のいのちとくらしを守るためTPP参加と消費税増税に反対したたかおう」とあいさつ。連帯あいさつとして、IT会社経営者のビルトッテン氏、歯科保険医協会理事長の林光一氏、福知山市夜久野町で農業を営む衣川利章氏、日本共産党の渡辺和俊府委員会委員長、新社会党の鳥居隆太郎府本部委員長があいさつ。日本航空客室乗務員原告団長の内田妙子キャビンクルー労組委員長が支援の訴えをしました。9名(団体)が1分間スピーチをしました。
 集会後、参加者は京都市役所前までデモをおこないました。
 この集会にむけてTPP参加反対と消費税増税反対でのそれぞれに対する賛同をよびかけていましたが、多くの方々からの賛同が届きました。山家悠紀夫(暮らしと経済研究室)、斉藤貴男(ジャーナリスト)、山根香織(主婦連合会)、やくみつる(漫画家)、井上勝己(綾部市農業委員)、芦田勝善(福知山市上豊冨農組合長)、塩見俊紀(福知山市雀部環境保全協議会)、石束輝己(舞鶴市農業委員会長)、野村健(南丹市農業委員(農地部会福部会長)園部町農民組合代表)など、55名(団体)からの賛同をいただきました。また、京都生協からは消費税増税に反対する賛同、コンシューマーズ京都からはTPPに関するメーセージをいただきました。(敬称略)

   
  
写真は、上左から、円山音楽堂での集会、トラクター4台を先頭にデモ、日本航空の整理解雇の撤回を求めてたたかうCCUの内田委員長、連帯あいさつするビル・トッテン氏
  

11国民春闘 4単産がスト。17日に統一行動など実施へ

 賃上げや賃金の底上げが、日本の景気回復に不可欠となってきている中、11国民春闘に各単産がストライキを含め、要求実現へのたたかいをはじめています。2月24日は、府内各地区労協が相行動を実施。宣伝をはじめ、行政への申し入れなどをおこないました。3月10日には、JMIUの3つの支部がストライキをし統一行動を実施。化学一般は決起集会を開催。17日には、通信労組、全国一般、京都生協労組と同パート労組、京都医労連の日赤労組と民医労がストライキを予定もしくは計画をしています。国労京滋は同日、集会とデモを行います。全印総連は22日にプリントパックでの労働災害1週忌の集会を開催します。京都放送労組は地デジの延期を求める署名などを強化。福祉保育労は13日に子ども・子育て新システム反対の集会を円山音楽堂で開催します。郵産労は非正規問題をはじめとした問題での宣伝を強めています。京建労は27日に円山音楽堂で集会とデモを実施し、リフォーム助成などの実現を訴えます。建交労、農協労連、合同繊維、公務各単産も春闘での回答を求めるたたかいやTPP参加反対などのとりくみを強めています。