最低賃金の大幅な引き上げを求めて請願行動を実施


 京都総評は7月22日,京都労働局に対して最低賃金の大幅な引き上げを求めて請願行動を実施しました。昼休み、中京区の御射山公園に集合し、行動の簡単な打ち合わせを実施。岩橋議長が「ワーキングプアをなくせとの声はますます重要となり、国民的な意義を強めている」「最低賃金の大幅な引き上げにむけとりくみを強めよう」とあいさつ。辻副議長が、今年の最低賃金引き上げ審議の状況について、中央最低賃金審議会での動きなども含め紹介しました。さらに、小寺・京都生協パート労組委員長と奥西・京都総評青年部副部長が決意を表明。参加者は御射山公園から京都労働局まで昼デモをおこない、市民に大幅な引き上げを訴えました。
 京都労働局では、参加者1人1人が請願署名を提出。この日、7700筆を超える署名を提出しました。さらに、終了後、代表による京都労働局への要請を行いました。
この要請では、生活保護との乖離の試算が実際とは異なることを強く指摘し、現実の生活保護行政で出されている最低生活費をふまえた比較を行うことを求めました。
 なお、京都では、7月1日に審議会への諮問が行なわれました。京都総評は、7月15日に意見書を審議会に提出しました。

意見書はこちらから

 

写真左:烏丸通りを労働局に向けての昼デモ。写真右:京都労働局への請願行動。