「パートや派遣のクビ切り、ヤメテンか〜!」3・1ひなまつり行動 

 京都総評青年部・女性部・パート非常勤ネットは3月1日、四条河原町で『3・1ひなまつり行動』を行ないました。参加者は40人でした.。
前半は、四条河原町で街頭宣伝行動。この間、3者共同で作成した“クミアイで一緒に変えよう!”のティッシュ付きリーフが45分で1500以上も配布される反響ぶりで、中には、「ティッシュいらんし、ビラだけほしい。」といった市民もいました。後半は、京都市役所までチンドン屋さんの音楽にのせてパレードしました。パート非常勤ネット作成の『ヤメテンか』コールと『あきません』コールが大変好評でした。
  
 京都総評組織拡大研究交流集会を開催
 
 2月27日、京都総評組織拡大推進委員会は、ラボール京都第10会議室で『’09春の組織拡大研究交流集会』を行いました。
 集会で問題提起をした全労連の寺間誠治組織局長は、団交を終えた後に「ロウドウクミアイって何?」と質問した青年を引き合いに出し、実践の後に学習をするといった新たな形態で組合活動が発展していっている所もあるなど、この間の全国の姿を報告しました。
 その後、参加者同士で意見交流を行ない、京建労の池田和宏書記長は「全組合員で拡大に乗り出すことが大事」「目標は、何とかやらなアカンもんなんやと組合員にわかってもらう事が大切」など、京建労のすすんだ拡大運動の経験などが出されました。

 「貧困はヒトゴトではない。」――働く女性の京都集会で湯浅誠氏が講演
 
 2月22日、京都テルサにおいて、『第49回はたらく女性の京都集会』が京都総評女性部のよびかけの同集会実行委員会の主催で行なわれました。参加者は午前中だけでも350人を超え、立ち見も出るほどの盛況ぶりでした。集会は午前中、反貧困ネットワーク事務局長でもあり、年越し派遣村の村長としても、たびたびマスコミに登場された湯浅誠さんが「派遣村からはじまった2009年―立ち上がる非正規労働者」と題して記念講演しました。
 湯浅氏は、講演で「貧困問題は他人事ではない」ということを強調され、正規非正規の枠を越えた闘いが重要であり、労働問題と社会保障の問題の両方で運動を強めていくことが求められると話しました。 また、“NO!と言えない労働者”が増えている――つまり、住む場所がないなどセーフティーネットが不十分であるために、劣悪な労働条件で働かざるをえない実態が出ていることなども話しました。
 集会は午後も引き続いて行なわれ、『パワハラのない職場づくり』『働く女性の簡単クッキング』『生花のコサージュ作り』『労働相談』『映画“幸せのレシピ”』といった5つの分科会が実施されました。