生活支援、労働・生活の相談会を実施。113人が来られる。

 京都総評をはじめ、労働組合、民主団体などでつくる実行委員会の主催で、2月11日、京都市内2ヶ所で大相談会が取り組まれました。事前に、ハローワーク前での宣伝、ホームレスの人々への案内、ターミナルでの宣伝などで、よびかけ、京都市内の九条診療所と川端診療所で生活支援、炊き出し、生活と労働の相談を行いました。九条診療所には63人が、川端診療所には50人が訪れ、炊き出し、衣類提供、労働と生活の相談を受けました。ボランティアモ2ヶ所で計300人が参加しました。生活・労働の相談を受けたのは合計で36人で、内、9人が生活保護の申請を行うこととなり、翌日、生健会などの方々が同行し申請しました。また、健康相談も約20人ほどありました。
 派遣切りにあった人や解雇された労働者の相談もあり、さっそく労働組合に加入する人もありました。当日とりくんだアンケートでは、次のような結果がでました。保険証を持っていない82.9%、住居がない62.7%、失業中90.2%、体調が良くない5.4%、食事が取れない日がある31.7%、生保の申請が可能であることを知らない人25.6%、生保申請希望53.7%などとなっています。
 実行委員会では、3月にも予定をしており、広範な失業者、労働者に呼びかけていきます。(日程は現時点で未定)
 また、当日も含め、たくさんの方々からカンパや物資のご協力をいただきました。


    

 

写真は、相談会や炊き出し、衣類提供などの様子。
相談には、弁護士や労働組合役員、ケースワーカーなど、たくさんの専門家が対応しました。