京都総評、春闘臨時大会を開催

  京都総評は、1月24日、ラボール京都ホールで09春闘の方針を決める臨時大会を開催しました。大会では、岩橋京都総評議長が、最近の派遣切りや雇い止めが横行していることにふれ、京都総評は企業に社会的な責任を求め、派遣切りや雇い止めをやめる求める。また、これら失業者の生活と住居、雇用の保障を引き続き求めていく。新自由主義にもとづく構造改革が間違いであったことが明らかとなった。これをただしていくとりくみをしていきたい。とあいさつしました。来賓として、全労連・大黒議長があいさつ。「大企業の非正規労働者がJMIUやローカルユニオンに結集し、すでに40以上の組合が結成された。赤字ではないのにどうして解雇するのかと批判も強まっている。」「内需拡大が重要だが、日本経団連などは、喉もと過ぎれば外需にたよればいいと考えている」「私たちは、雇用の拡大含めねばりづよくたたかう」。さらに、全国生活保護対策全国会議代表幹事の尾藤弁護士が、「きわめて簡単に首を切れる社会だということが明らかになった。その一方社会保障が全く機能していない。生活保護も不十分で交渉しないと認められないという実態だ。そのため、生活保護、年金や雇用、賃上げなどに関して、立場の違いを超えてつながり運動を強めることです。生活保護の充実はけしからんという人もいるが、それは、セーフティネットの重要性を理解していないかあで、年末年始を通じて、セーフティネットの重要性は明らかになった。つながり、連帯することを強めていきましよう」とあいさつをしました。
 大会では、梶川事務局長が方新案を提案し、吉岡事務局次長が労働委員会のとりくみについての特別報告をしました。その地、春闘方針、最近の解雇や雇い止めをめぐるたたかいやとりくみなどについて議論がおこなわれ、代議員25人が発言しました。また、午後の冒頭で、争議でたたかっている組合、争議団が紹介されました。
 大会では、議案を全会一致で採択するとともに、大会宣言を採択し終了しました。

 09春闘方針   大会宣言