秋闘の前進へ労働者決起集会を開催

 京都総評と京都公務共闘は、11月13日、ラボール京都ホールで労働者決起集会を開催。280名が参加しました。
 集会では、岩橋京都総評議長が金融危機が労働者の雇用や賃金労働条件に大きな影響を与えつつある。しかし、内需の拡大抜きに景気後退からの脱却はない。不況のときこそ労働組合のとりくみを前進させようと訴えました。また、京都府労働委員会の委員に選任された吉岡京都総評事務局次長は、「労働委員会の機能と役割が発揮されるよう奮闘したい」と決意を述べました。決起集会では、解雇や不当労働行為でたたかう労働者が紹介され、決意を述べました。


ラボールホールでの集会。右は、労働委員会委員となった決意を述べる吉岡事務局次長。

 秋の総行動。京都府などに請願・要請を実施

 京都総評や京商連、新婦人など28団体でつくる「生活危機突破、切実な諸要求の実現をめざす08秋の府市民総行動実行委員会」は、11月19日、京都府に対する請願行動と要請を行いました。10日に京都市に対して行った請願と要請に続くもので、暮らしや雇用、営業に関する多様な要求の実現を求めました。この日は、早朝から府庁門前での宣伝行動をはじめ、昼休みに府庁前での街頭宣伝、昼デモを行なうとともに、午後から京都府に対する個人請願行動、代表による要請などを行ないました。早朝宣伝には64名、昼の行動や請願・要請には250名が参加しました。
 要請は、産業振興と雇用問題、福祉問題などについて商工労働観光部と健康福祉部に対して、耐震助成制度の充実や公契約問題を中心に建設交通部に、食の安全問題などを中心に農林水産部と近畿農政局に、就修学保障問題を中心に教育委員会に対して行ないました。
 街頭宣伝は、金融危機と景気後退の中、府民のくらしを優先する来年度予算編成を求め、各団体が実態と切実となってきている要求について訴えました。
 



 
写真は、上から、昼休みの府庁前街頭演説。街頭演説に集まった人々。府庁周辺での昼デモ。

  

   
写真は、上から時計回りに、商工労働観光部と健康福祉部、教育委員会、農林水産部、建設交通部への要請。