イラク開戦5周年で集会・デモに450人が参加

 3月20日、イラク侵略戦争開始5年3・20ピースアクションは、昼ごろまで雨がふり続けるという悪条件でしたが、昨年を大きく上回る450人が参加しました。三条河川敷で行われた集会のオープニングでは、若手弁護士のロックバンド「スッテンコローリングストーンズ」が、ノリノリのロックで集会を大きくも盛り上げ。
主催者を代表して、「STOP!イラク派兵・京都の黒木順子さんがあいさつ、連帯メッセージの紹介につづいて、きょうとネットの小笠原伸児さんから、3月22日・23日の九条ウォーク、5・3憲法集会、憲法九条京都の会の結成準備など、京都の憲法関係の動きの報告と呼びかけがおこなわれました。
 工藤美彌子さんからは真宗大谷派九条の会結成の報告が行われました。また、現在準備が進みつつある憲法ミュージカルの呼びかけが自由法曹団京都支部から行われました。つづいて、岩佐英夫さんから、自衛隊海外派兵恒久法制定に反対しようというテーマでの呼びかけが行われました。
 3分リレーアピールでは、京都うたごえ協議会、にっこりネット、京都沖縄県人会、アジア共同行動、反戦自衛官を支援する会、反侵略アジア学生共同行動・京都から訴えが行われました。集会の後、参加者は円山公園までのデモを行い、イラクからの米軍の撤退、自衛隊の撤退、自衛隊の海外派兵恒久法反対など市民に訴えました。

  

3月20日、鴨川河川敷での集会とアピールデモ

 九条ピースウオークが京都に。のべ600人以上が参加

3月22日から24日にかけて、「九条ピースウオーク」が京都入りしました。九条ピースウオークは、今年5月4日、5日に千葉県幕張メッセで開催される九条世界会議に向けて、広島を出発し行進しているもので、22日は宇治市内、23日、24日は京都市内を行進しました。9条ピースウオークには、アメリカ、マレーシア、台湾からの参加をはじめ、京都在住の各国の人びとが参加しました。22日の宇治市内は、自衛隊大久保基地正門を出発し、約150人が参加。23日は、午前中、久我橋を出発し、円山公園まで約50名が参加。午後の円山公園から京都市役所前までは200名が参加。市役所前から白梅町までは約80人が行進しました。24日は、白梅町から北区、左京区を通り、三条大橋まで、午前、午後を通してのべ約130名が参加しました。24日の夜には、河原町教会で交流・懇親会を開催。アメリカから参加したヒップホップグループが暴力に反対し音楽を披露。通し行進をしている日本山妙法寺の加藤行衛上人をはじめ、カトリック教会の阿南氏、よびかけ人の足羽教授など各界の方々があいさつをしました。また、茶木みやこさんが唄いました。

 

いずれも3月23日京都市内で。