京都総評第66回臨時大会を開催
  
 京都総評は2007年1月27日に第66回臨時大会をラボール京都ホールで開催しました。臨時大会は、07春闘方針の確定のために開いたもので、傘下単産・地区労協から180人の代議員・傍聴者等が参加しました。岩橋祐治京都総評議長はあいさつで「攻勢的に07春闘をたたかい、この間押さえ込まれていた賃金水準の回復をかちとろう」と訴えるとともに、京都放送労組の業務委託労働者の直接雇用を勝ち取るたたかいなどにもふれ、派遣・請負、パート・アルバイトなどの不安定な雇用で働く労働者の要求実現と組合の仲間に迎える活動に本格的にとりくもうとよびかけました。
 臨時大会では、全労連・寺間誠治常任幹事があいさつし、最近の労働法制改悪の動きについて詳細にふれ、残業代をゼロにする改悪を許さず、攻勢的に働くルールの確立のためにたたかうことが必要だと訴えました。
 この後、河合秀明事務局長が春闘方針を提案。「格差と貧困」が拡大している中、是正を求めるたたかいを非正規労働者の要求を積極的にとりあげ、組織したたかうことをはじめ、京都総評が試算した最低生計費も活用した要求闘争、労働法制の改悪を許さず、すべての労働者の賃金の底上げのため最低賃金の改善のとりくみ強化などについて提案しました。当面、2月22日の「07春の総行動」の実施をはじめ、具体的な行動についても提案しました。また、07春闘での賃上げや初任給、年齢別賃金要求、パート・非正規の要求、最低賃金要求などについて提案しました。
 臨時大会では、25名の代議員が発言するとともに(詳細は機関紙で別途報道します)、全代議員の賛成で春闘方針を決定しました。また、大会宣言を採択し終了しました。

 07春闘方針

 2007春闘・要求基準・初任給・年齢別目標等と賃金底上げのとりくみ

 大会宣言



2007年1月27日ラボール京都ホール。