憲法・教育基本の改悪に反対して4000人が集会・デモ

 11月3日、「戦争はイヤ! 平和がいい!いのちを守ろう 11・3京都集会」が京都市東山区の円山音楽堂で開催され、円山音楽堂を埋め尽くす、4000人が参加しました。集会は、実行委員会の主催で、よびかけ人を代表して「守ろう憲法と平和 きょうとネット」の代表幹事の黒木順子さんがあいさつ。教育基本法を通すために政府がタウンミーティングでやらせ質問をしていたことを批判し、「自分たちの主張を通すためには何でもやる安倍内閣にもっと怒り、教育基本法改悪反対、憲法改悪反対の声を上げていきましよう」と訴えました。
 来賓として、社会民主党京都府連合・林代表、新社会党京都府本部・池内書記長、日本共産党京都府委員会・穀田衆議院議員があいさつ。民主党からはメッセージが読み上げられました。
 笑工房の木藤なおゆきさんが憲法や教育基本法について漫談をおこないましたが、会場は笑いの渦に包まれました。また、憲法や教育基本法の暗唱には万雷の拍手がおきました。集会では、10人がアピールを行いました。国民投票法案や共謀罪、生存権裁判などの発言をはじめ、教育基本法について地域から、子育てのお母さん、高校生、市民団体などから多彩なアピールが相次ぎました。集会アピールを採択後、よびかけ人で、教育基本法改悪やめて京都の会代表で弁護士の出口治男さんが閉会のあいさつ。参加者は、京都市役所前まで”憲法ウオーク”をおこない、市民に憲法と教育基本法の改悪に反対しようと訴えました。

  



11月3日円山での集会から。写真下は、「地球のすみずみ憲法の花を」と題して漫談をする木藤さん。