京都総評第65回定期大会を開催

 京都総評は9月2日、第65回定期大会をラボール京都ホールで開催し、来年度の運動方針と新しい役員を決めました。
 定期大会では、岩橋祐治議長が「これからの1年間は、秋の教育基本法改悪反対、国民投票法案制定反対のたたかい、来春闘における労働契約法制定、労働時間見直し・労働基準法改悪反対闘争のことを考えても、来年の春には一斉地方選挙、夏には参議院選挙がたたかわれることを考えても、文字通り、労働者のいのちとくらしのかかった、1年になります。職場と地域におけるたたかいを強めることを訴えます」とあいさつ。来賓あいさつでは、全労連・伊藤常任幹事、全労協・前田副議長、日本共産党京都府委員会・西山副委員長、新社会党京都府本部・鳥居委員長、農民連京都府本部・佐々木会長があいさつしました。
 京都総評河合事務局長が、来年度の方針について提案。重点課題として、07年春闘での賃金闘争、働くルールの確立で労働法制の改悪に反対するとりくみや格差と貧困の是正、最低賃金・最低生計費のとりくみの重視、憲法と平和をまもるとりくみで教育基本法の改悪に反対するたたたかい、京都総評の強化・拡大、10万人京都総評の実現などのとりくみをはかっていくことを提起しました。
 討論では26名が発言、この間のたたかいの経験を交流するとともに、当面する臨時国会や雇用問題でのたたかい、組織拡大のとりくみなど、多彩な意見が出されました。また、役員選挙もおこなわれ、34名の新役員を選出しました。(役員いついては、「京都総評紹介」をご参照ください)

  

 9月2日ラボール京都ホール。右は、あいさつする岩橋祐治京都総評議長。