京都府最低賃金の引き上げを求めて昼デモ・請願行動を実施

 京都総評は、7月6日、京都府最低賃金の引き上げを求めて昼デモと京都労働局に対する請願行動を実施しました。
 中京区の御射山公園で約100名が集まり、昼デモ実施の前に意思統一を行いました。岩橋京都総評議長が「非正規雇用が急増している中、最低賃金の引き上げが重要になっている」とあいさつ。青年部の大西さんが最低賃金生活体験について報告。75名ほどが参加したが、食生活もまともにならず、お酒も控えなければやっていけず大変だったと報告。19日には青年部として京都労働局に申し入れをすることも報告しました。続いて、辻副議長が最低賃金をめぐる状況について、今年の最低賃金の審議の日程や焦点、最低賃金法改正の動向などに触れ、「生活保護を下回る最低賃金が問題となっており、大幅に引き上げていくチャンスが生まれている。とりくみの強化が必要」と訴えました。
 参加者は、烏丸御池までデモをして市民に最低賃金の引き上げを訴えました。
 13時からは、京都労働局前で請願行動を行いました。11502筆の請願署名を一人一人が提出。中央宛の団体署名も180団体分提出しました。

  

  

写真は:左上御射山公園での意思統一。左下昼デモの様子。右下京都労働局前での請願行動で最初に請願する岩橋議長。