京都総評第二回幹事会を開催
京都総評は、5月13日、京建労会館で京都総評第二回幹事会を開催。幹事等約70名が参加しました。
幹事会では、「96京都国民春闘をめぐる経過と到達点」「06京都府知事選挙闘争の総括に向けて」「当面するとりくみについて」など4つの議案が提案され、全会一致で採択しました。当面する取り組みでは、最低賃金の引き上げのとりくみと労働法制の改悪の動きに反対するとりくみをはじめ、国会最終版での、医療改悪法案、教育基本法改悪法案、行革推進法・市場化テスト法案、共謀罪法案などの成立に反対し全力をあげることなどを確認しました。
幹事会では4本の特別決議をあげました。特別決議は、「教育基本法改悪法案の国会上程、特別委員会設置強行に怒りを込めて抗議し、6・4府民大集会の成功を結節点に、必ず廃案にする歴史的大運動を急速に広め強めよう」「史上最悪の医療制度改悪を許さず、いのち・雇用・暮らしを守ろう」「共謀罪の廃案を求める特別決議」「労働契約法制定、労働時間見直しを口実にした究極の労働法制改悪策動の即時中止を求める」の4つです。
幹事会では、藤本雅英・京教組委員長による教育基本法の改悪についての学習会をおこないました。
怒りと笑いの円山集会に1500人
京都社保協をはじめ、医療や福祉、高齢者団体などでつくる集会実行委員会の主催で、5月14日「怒りと笑いの円山集会」が行われました。集会には約1500名が参加。歌や寸劇などで医療制度の改悪や社会保障の後退を許すなと訴えました。文字通り、笑いあり、怒りあり、多彩な参加者のパフォーマンスありの集会となりました。円山音楽堂までデモをして参加した新婦人のみなさんは、壇上でラップでの平和と憲法9条を守ろうとアピールしました。障害者は自立支援法で生活が破壊されていることを、医療関係者は医療制度の改悪についついて、東山区の高齢者は地域から銭湯が無くなったことについて訴えるなど、15グループが訴えました。最後に参加者は、四条京阪までウオークをおこない、市民にも訴えました。
写真:上左:医療改悪に反対して訴える看護士のみなさん。上右:集会終了後ウオークに出発する参加者。
下左:円山音楽堂での集会の様子。下右:早川一光さんも集会の呼びかけ人としてラジオ番組の仲間の皆さんとともに参加。
教育基本法の改悪に反対し6月4日に円山集会開催へ
「子どもと教育・文化を守る京都府民会議」は、5月11日、今国会に教育基本法法案が上程されたことを受けて、活動者会議を教育文化センターで開催しました。会議には100名が参加。教育基本法の改悪を阻止するため、全力を尽くすことを確認しました。当面、6月4日(日)午後2時から円山音楽堂で「許すな、憲法・教育基本法改悪!6・4京都府民大集会」を開催することを確認しました。
6・4京都府民大集会は、ジャーナリストの斉藤貴男がミニ講演をするとともに、各団体が決意表明をするとともに、集会後デモをおこないます。
主催・よびかけは、「子どもと教育・文化を守る京都府民会議」「教育基本法の改悪やめて!京都の会」で連絡先は京教組です。