- 台風災害問題で京都府に申し入れ
京都総評は、10月29日、京都府知事に「台風23合による北部被災地域への支援に関する要望書」を提出しました。
- 台風23号被災地への支援行動を実施
台風23号は、京都北部に大きな被害をもたらしました。各地で冠水が発生し、道路が通行止めになり、死傷者を多く出しました。(京都府のまとめでは、死亡14名、行方不明1名。重軽傷36名。全壊18棟、半壊106棟、一部損壊2738棟、床上浸水2626棟、床下浸水4130棟。10月27日現在でも、全面通行止め62ヶ所、片側通行規制51ヶ所にのぼっています)そのため、京都総評は22日に緊急に呼びかけて、23日と24日に支援行動を実施しました。大平議長をはじめ事務局と、各単産・単組から、のべ66名が参加しました。京都自治労連・府職労はバス1台を出しました。大江町は、役場が床上浸水で胸までつかりましたが、大江町を中心に、泥かき、ごみの処分等をおこないました。また、今後も、宮津、舞鶴等などへの支援行動を呼びかけています。京都自治労連は、26日バスで支援をおこなったのをはじめ、30日にも支援行動を実施します。
写真は、いずれも23日の大江町での被災状況と支援の様子。(京都自治労連西山氏提供)
- 京都総評・京都社保協合同で自治体への要請行動を実施
京都総評と京都社保協は、合同で、10月19日〜21日にかけて、府内各自治体への要請行動を実施しました。要請した自治体は32自治体で、2自治体が日程があわず延期したのをはじめ、台風23号の影響で、21日に予定していた自治体のうち、4自治体への要請を中止しました。要請は、地域経済の再生にかかわる問題と、社会保障に関する内容について、7項目について行ないました。また、議会に対しては京都社保協が賃譲歩を提出しました。自治体要請にはのべ約80人が参加しました。
- 組織拡大研究交流集会を開催
京都総評は、10月16日、組織拡大研究交流集会を開催。各単産・地区労協から63名が参加しました。交流集会では、大平議長が主催者あいさつをした後、ジャーナリストの早房長治氏が「労働組合が恐竜の道を辿らないために」と題して記念講演しました。早房氏は、「労働組合はなぜ無力になったのか」「労働組合再生に何が必要か」について参加者に問題提起しました。また、午前中に、岩橋事務局長が基調報告を行なうとともに、京都大学職組が組織拡大の経験を特別報告しました。午後からは分科会が開催され、「非正規・派遣労働者の組織化」「個人加盟労組」「単産・地区労協の組織拡大の経験」「早房さんを囲んで」に分かれ交流しました。