第4回労働相談学習会を開催
 京都労働相談センターは、3月19日、第4回労働相談学習会を東山区で開催しました。学習会には、日ごろ労働相談にたずさわる約40名が参加しました。学習会では、「非正規労働者問題」について自由法曹団・福山弁護士が講演。また、「メンタルヘルス問題」について京都職対連・清水事務局長が特別報告を行ないました。事例報告も含め、活発な討論が行なわれました。

3月20日ピースアクションに1200人が参加。
 STOP!イラク派兵京都のよびかけで、3月20日、三条鴨川堤防で「3・20ピースアクション」が行なわれました。これは、イラク戦争開始2年の日に、世界同時行動として世界各地でおこなわれいる行動の一環として開催されたもので、1200名が参加。三条大橋北側河川敷は参加者でいっぱいとなりました。集会では、よびかけ団体を代表してSTOP!イラク派兵京都の共同代表である服部待さんがあいさつ。イラク占領と自衛隊の派兵を早期にやめさせるために共同の輪を広げようとあいさつしました。集会には、ANSWER、イラク女性自由協会、ピースフル・トゥモローズ(911家族の会)、グリーンコリアユナイテッド(韓国緑色連合)からのメッセージが読み上げられました。集会では、4月10日におこなう宇治・大久保でのとりくみの訴えが行なわれたほか、「やめて!イラク派兵」京都訴訟、憲法署名京都実行委員会、教育基本法改悪やめて!京都の会、京都総評、ユニオンネットワーク・京都、3・20ピースアピール実行委員会がアピールを行ないました。集会後、参加者は円山公園までピースウオークを行ないました。



 


京都地労委任命処分取消等裁判第3回口頭弁論開く
 3月30日、京都地裁101号法定で、京都地労委任命処分取消等裁判第3回口頭弁論が開催されました。この口頭弁論では、被告京都府側から「原告適格は認められない」との第2準備書面が出されました。原告側からは、第3準備書面、第4準備書面、請求の趣旨拡張申立書を提出し、原告弁護団が説明を行ないました。第3準備書面は、被告第二準備書面への反論で、行政事件訴訟法の9条2項の新設は、これまでの判例よりも原告適格を拡大する意図を明確に打ち出したものであること主張するとともに、被告京都府知事の裁量権逸脱が、明確に京都総評を排除する意図のもとに行なわれたことを、京都総評と連合京都の違いを明らかにし主張したものです。第4準備書面は、損害賠償請求について、行政事件訴訟法とは別個に判断すべきものとして損害賠償を認めるよう求めたものです。また、損害賠償に関連して賠償金額を地労委委員報酬額にみあったものへと請求の趣旨の拡張請求を行ないました。
 なお、第3回口頭弁論終了後、京都総評は弁護士会館ホールで報告集会を開催しました。