第74回全京都統一メーデー大会写真コンクール審査結果

 【審査会】
    2003年6月2日(月)13:00 総評別室
 【参加】 
    日本写真家協会会員・溝淵ひろし氏、
    メーデー実行委員会・岩橋事務局長、機関紙協会・重田事務局次長
  【総評】 
    今年は力作多い。よく狙いを定めて撮っている。動きを感じる。華やかさがあり、彩り          がある。天気も良かった。若者の参加、表情など今までにない作品だ。 ちょっとローアングル気    味で撮るのもいいかもしれない。裏方的なものも、表現的なものに入ったら深みが出てくる。
    27人44点(1人2点まで)の応募があった。

特賞  「報道合戦」年金者組合左京支部・来住徳郎氏
      ステージ上での力の入った一瞬を、報道関係も含め主催者のパワーが伝わる。うまく読んで撮っている。表情も生き生きしている。


1席 「ジグザグデモの若者」京都市職労・一井由清氏
       動き、全員の一致した動き、特にマイクを持って走る人の掛け声、気合が伝わってくる。


2席 「LOVE PEACE NO WAR」全国一般・安倉弘志氏                           今までにない衣装の華やかさ。メーデーを盛り上げる要素となっている。


2席 「団結の拳」JMIUカシフジ支部・斎藤勝己氏  
   位置が良かった。アングル、奥行き感がある構図がいい。一人一人の表情が生き生きとしている。タイミングもいい。群集の感じ(旗・ノボリも・・・)良かった。


 3席 「題名なし」京都国公・全建労京都・高橋崇彦氏
   松井選手のデコレ―ションの面白さ。誇張して、よくメーデーの盛り上げができている。   


  3席 「メーデーなのでTOBIました」舞鶴市職労・岩田茂氏                            若者の生き生きとした表情、ジャンプしたところ、若者のファッションがいい。


 3席 「MAY FLAG(五月の旗)」国労京滋・亀尾紀佐氏                         一     一つの旗でその組合のまとまりが感じられる作品。


 3席 「署名お願いしまちゅ!」JMIUカシフジ支部・枝浪義孝氏                         目線を変えたファミリーの子どものあどけなさが捉えられている。おしゃぶりの子どもの真剣な表    情が不思議。家族の様子が伺える。光もいい。

3席 「アメリカの犬??」京建労大宮支部・清水啓仲氏                          
   アメリカを象徴し、抱えて動く動き。イラク戦争の色のトーンが(グレー的)逆に目立ってきている。   調和がいい。面白い。



以上 副賞   特賞 1点 2万円      1席 1点 1万円      2席 2点 各5千円      3席 5点 各3千円