第76回全京都統一メーデー・写真コンクール結果
審査・2005年6月1日(水)13:30〜14:30
京都総評別室
審査:日本写真家協会会員・溝縁ひろし、機関紙協会・吉野、京都総評・岩橋事務局長
応募:20人32点
総評:ポイントをきちっと見せて、サブのところに強弱をつけるべきだ。引いた感じが多いので、アップ気味で 迫力をつけるべきだ。少しおとなし過ぎた。撮るほうもそこに溶け込んでいく、中に入って動きを捉えたら、もっと迫ってくるものを作れる。構図は今回、すっきりしたものが多い。工夫して、狙いを定めている。目線を下げる工夫を。少ししゃがむと迫力が出る。
特賞・1点(2万円)、1席・1点(1万円)、2席・2点(5千円)、3席・5点(3千円)
特賞 「したたかに、しなやかに!」 全国一般・安倉 弘志
全体がメーデーらしい、ソフト、やさしさにあふれている。黄色いマフラーで、まとまりをつくっている。普通、一つの横断幕を撮るが、二つ撮っている。列の動きを、よく考えている。すごく面白い。
1席 「軽やかな足どり」 一般参加・高木 康之
技術的な面白さがある。“動き”は今まであまりなかったもの。少し、スローシャッターで撮っている。旗赤く、メーデーらしい。一部静止した部分と、バックは建物で止まっているし、動と静。今までに無い新鮮さが出ている。よく考えられた一コマである。
2席 「メーデー」 京都医労連・坂田 政春
表情が十二分に出ている。参加している楽しさ、作者の技、・・・努力があらわれている。そこに溶け込んでいる。写す側と一体になっている。気楽な中での表情が、あまり決まりすぎ
2席 「トラさんにあえた」 JMIUカシフジ支部・日下部高文
ぬいぐるみを使った距離感が、近・中・遠景がうまく撮られ、子どもの表情が明るい。
3席 「熱き行進」 JMIUカシフジ支部・斎藤勝巳
メーデーの動き、勢いを感じさせる。
3席 「守ろう『9条』」 京建労・九里正
9という中に、顔を出したのが、笑顔であればもっといい。
3席 「子供に平和をこのパワーで」 JMIUカシフジ支部・竹端光雄
参加者の表情にルックスがある。表情が本当にいい。気分は学生?仮装行列の流れ?
3席 「メーデーでサンバ」 JMIUカシフジ支部家族・米川雅宏
よく見ていくと、ぬいぐるみ一つ一つ、話しかけている人へ目線が行って、複雑かと思ったが、よくまとまっている。
3席 「雨にも負けず」 JMIUカシフジ支部・枝浪義孝
構図で、決まりすぎるくらい決めて、アングルの面白さが出ている