第79回全京都統一メーデー・写真コンクール
審査結果
審査会 2008年6月4日(水)午前10:00から11:00
於・京都総評別室 審査員・溝渕ひろし・日本写真家協会会員、全京都統一メーデー実行委員会・岩橋議長、京都機関紙協会・中村事務局長
※ はコメント
特賞・一点 (副賞2万円) 高木 康之・京都自治労連組合員家族
「押しよせる闘旗の行進」
※ 奥行き感あり、いつも撮る場所ではあるが、メーデー行進の状況について旗や緑など色合い的なこともよくまとめている。
一席・一点 (副賞1万円) 文字 勇雄・通信労組京都支部
「メーデー!」
※何気なく撮れるところだが、いいアングルで撮って背景の条件もまとまっている。下を真っ白に切らずに、参加者の雰囲気があるのがいい。しかしこれ以上参加者が画面に出てもいけない。
二席・二点 (副賞5千円)
@ 長谷川 教子 「親子でメーデー」
※子どもさんのハチマキがさまになって、いい表情、いい雰囲気でまとまっている。自然の感じがうまく出ている。
A 永井 宏和・西・右京ユニオン 「今こそ躍動させよう!我らが組合旗!」
※ 走る(ジグザグ)前の雰囲気がよく出ていて、動きがあっていい。旗のなびきをとらえている。低め、遠めのアングルが利いている。色合いもいい。
三席・五点 (副賞3千円)
@ 九里 正・京建労上京支部 「労働者の暮らしを守ろう」
※ 他にはアップ気味の写真がなかったのでいい。スローガンと一体になった雰囲気をよく表現している。
A 片山 忠俊・京建労上京支部 「しあわせを呼ぶ黄色いゼッケン」
※正面からうまく撮っている。せまってくるのがよかった。
B 山田 喜彦・年金者組合西京支部 「改悪ストップ グー」
※デコの表現の面白さがある。
C 山本 あゆみ・福祉保育労組学童保育児童館種別
「メルヘンチック・メーデー」
※ いろんな部分から見る楽しさ、頭に付けるものの面白さがあり、にぎやかで楽しい。
D 中川 孝司・通信労組 「働くものの団結で生活と権利、平和と民主主義を守ろう!」
※ 正面からメーデーの団結をうまく撮っている。定番的だが、一つの形を充分無駄なく表現し、画面におさめている。
総評 全体としてまとめすぎている。大人しい。バランスよくきれいにまとめようとしている。しゃがんでもっとローアングルから撮るとかすると、迫力が出る。思いっきり動き、旗がぶれているような流し撮りとか、カメラを動かすような方法も面白い。同じ目線で撮っているので、迫力に乏しい。少し躍動的な感じを表現できたら面白い。目線をもう少し、アップ気味にしたものがほしい。