京都府予算説明会・京都市予算説明会でも新型コロナウイルス感染症対策について意見交換
新年度に向け連合京都と京都府、京都市は予算説明会を開催した。
京都府については、3月26日に連合京都三役に対し山下京都府副知事はじめ関係部局より8名が出席し開催。本年は、「子育て環境日本一」を重点テーマにした働きやすい職場環境に対する施策の他、新型コロナウイルス感染症対策に向けた補正予算等について説明があり、連合京都出席者からも、サプライチェーンや物流の問題や労働組合がない職場への助成金等の周知について意見を述べた。
4月9日の京都市予算説明会は感染予防の観点から、門川京都市長・村上副市長をはじめ4名、連合京都からは廣岡会長・原事務局長ら3名が出席。「2020年度京都市政策・制度要請回答書」を手交した後、連合京都から「国民健康保険における傷病手当金支給に関する要請書」を提出した。新型コロナウイルスに感染し休業した場合は、協会けんぽ等健康保険から傷病手当金が支
給されるが、国民健康保険に加入しているパートタイム労働者等にも特例的に支給できることとなり運営する市に対して、早急に対応をはかるよう要望を行ったもの。その他、雇用確保などについて意見交換を行った。
なお、「国民健康保険における傷病手当金支給に関する要請書」については、連合京都各地域協議会を通じ、府内の各市町村に対し要請を行っている。
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