元号から見る日本の歴史(2019年度春期)

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元号から見る日本の歴史<古代・中世編>

 

約30年ぶりに元号が改められることになりました。

中国に起源する元号(年号)が日本で初めて使用されたのは「大化の改新」に付された「大化」ですが,このように日本史上の多くの用語に元号が付されています。

奈良時代の一時期には4文字の年号があり,南北朝時代には両朝で別々の年号が使用されていました。

改暦の背景やエピソードなども交えつつ,元号という切り口から歴史を見直します。

この機会に元号のことを考えてみませんか。

*近世・近代編は10月から開講を予定しています。

カリキュラムと講師

4/8 「大化~難波遷都と薄葬令」 山田 邦和(同志社女子大学教授)

4/15 「四字元号の時代―孝謙(称徳)天皇と藤原仲麻呂・道鏡―」吉野 秋二(京都産業大学教授)

4/22 「延喜とはどういう時代か―『延喜の国制改革』再説―」西山 良平(京都大学名誉教授)

5/13 「延暦寺と仁和寺―平安仏教のかたち―」泰地 翔大(総本山仁和寺 仁和伝法所 所員)

5/20 「治承・養和・寿永―内乱と飢饉の時代―」美川 圭(立命館大学教授)

5/27 「建久の天下落居」 佐古 愛己(佛教大学准教授)

6/3 「寛喜の飢饉と貞永式目」 池松 直樹(立命館大学院生)

6/10 「宝治合戦と建長の政変」 野口 実(京都女子大学名誉教授)

6/17 「建仁寺と栄西―京都に吹いた宋の新風―」横内 裕人(京都府立大学教授)

6/24「建武の戦乱と京都―京都争奪戦の実像―」花田 卓司(帝塚山大学講師)

7/1 「応永―前近代最長の年号とその時代―」大田 壮一郎(立命館大学准教授)

7/8 「永享年間の政治と文化―足利義教とその時代―」川口 成人(京都府立京都学・歴彩館主事)

7/22 「天文年間―戦国時代の画期―」 野田 泰三(京都橘大学教授)

7/29 「文禄と慶長―戦国乱世の終焉―」 谷 徹也(京都大学大学院助教)

 

開講日 毎週月曜日 全10回 <4/8~7/29>
時間 午後6時30分~午後8時30分
料金 13,000円(資料代含む)