2008年秋 ラボール学園(京都勤労者学園)の公開セミナー

この記事をSNSでシェア!

公開セミナーについて

京都府の協力を得て,労働法,労働環境,経済状況,社会保障,時事問題,ワークライフバランスなどをテーマに,各方面の専門家を講師として招き,府市民・一般勤労者や労働組合の方に無料で聴講いただけるセミナーです。毎年3月と9月に開催しています。

 

2008年秋 ラボール学園(京都勤労者学園)の公開セミナー

【若年者の働き方と雇用を考える-悩んでいませんか?…今-】

 若年者のフリーター、派遣社員で働く不安定雇用の問題は、「日雇い派遣」「ネット難民」「ワーキングプアー」としてこの間マスコミ等で大きく取り上げられて社会問題となっています。可能性ある若年者が雇用不安にあると言うことは、年金・医療等社会制度を維持するうえでも好ましいことではありません。

 今回は、こうした社会状況を踏まえて、若年者の働き方と雇用に焦点を当てます。

 第1回目の「若年者の職業意識」では、ジョブカフェで学生や34歳までの学卒未就職者、早期離職者、フリーターの方などを対象に、正社員になるための就職支援を行っているキャリアカウンセラーから、第2回目は、経営者はどういう人材を求めているか、第3回目は、イギリス・ドイツの雇用政策から日本が学ぶべきこと、第4回目は、派遣労働を始めとした非正規労働をこのまま放置した場合、どういう社会がまっているか、そして最後は、これまであまり言及されなかった「社会的弱者」になっている若年者の社会保障について、それぞれ語っていただきます。

 

<第1回>
キャリアカウンセラーからみた若年者の職業意識
-京都府・京都市の報告を含めて-

日時 2008年8月27日(水曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:安藤ゆかり さん(Ando Yukari)(キャリアカウンセラー)

キャリア・デベロプメント・アドバイザー。大阪外国語大学デンマーク語科卒業。パソナキャリアアセット入社、現在、若年者就業支援センター(京都ジョブパーク)における就職支援およびカウンセリング、セミナー講師を担当。

 

<第2回>
雇用社会で働くということはどういうことか
-経営者の立場から-

日時 2008年9月8日(月曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:向井仲 和美 さん(Mukainaka Kazuyoshi)(京都経営者協会専務理事)

京都経営者協会専務理事。同志社大学商学部卒。宝酒造入社、取締役関西支社長、同関東支社長、常務執行役員を経て、現在に至る。

 

<第3回>
諸外国の若年雇用政策から何を学ぶか
-イギリス・ドイツを中心に-

日時 2008年9月10日(水曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:寺井 基博 さん (同志社大学准教授)

同志社大学社会学部准教授。民間勤務の後、同志社大学大学院博士後期課程退学。大阪大学法学部助手、同志社大学文学部専任講師を経て現職。専門は労働法、雇用政策。

 

<第4回>
若年者の不安定雇用 その行く先は

日時 2008年9月19日(金曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:脇田 滋 さん(Wakita Shigeru)(龍谷大学教授)

谷大学法学部教授。京都大学大学院法学研究科博士課程満期退学。法学博士。専門は労働法・社会保障法。研究テーマは労働法の規制緩和と公正雇用保障、若者の雇用と社会保障、非正規労働者の権利。

<第5回>
若年者のセ-フティネットはどうあるべきか

日時 2008年9月26日(金曜日) 午後6時30分~8時30分

講師:木下 秀雄 さん(Kinoshita Hideo)(大阪市立大学教授)

大阪生まれ。大阪市立大学法学研究科教授。社会保障,特に生活保護と介護保険の問題について,ドイツと日本の比較を行っている。最近は特に「若者」を襲う「貧困問題」に感心をもっている。

 

公開セミナーのご案内

申込方法 お電話、FAX、はがき、メールのいずれかにより、参加の回(複数回の申込み可)、郵便番号、住所、氏名、電話番号をお知らせ下さい。受講票をお送りします。
(ご提供いただいた個人情報は、公開セミナーのご案内、受講票の発送のみに利用させていただきます。)
参加費 無料
主催・会場 ラボール学園(京都勤労者学園)
〒604-8854 京都市中京区四条通御前ラボール京都3F
TEL 075-801-5925
FAX 075-812-1508
E-mail gakuen@labor.or.jp
※地図はコチラを参照下さい。
※お越しの際は公共交通機関をご利用下さい。