2010年秋 ラボール学園(京都勤労者学園)の公開セミナー
公開セミナーについて
京都府の協力を得て,労働法,労働環境,経済状況,社会保障,時事問題,ワークライフバランスなどをテーマに,各方面の専門家を講師として招き,府市民・一般勤労者や労働組合の方に無料で聴講いただけるセミナーです。毎年3月と9月に開催しています。
2010年秋 ラボール学園(京都勤労者学園)の公開セミナー
【労働破壊から労働再生へ】
終身雇用・年功賃金・企業内組合という「三種の神器」に象徴される戦後の雇用システムは、非正規雇用の拡大などの新しい動きにより、崩壊しつつあると言われています。しかし古いものをすべて切り捨てる訳にはいきません。問われているのは、いかに古いシステムの利点を見直し、活用し、新しい状況に適応させていくかということではないでしょうか。
今回のセミナーでは、現場から、政策的視点から、国際的視点から「新しい労働社会」へと向かいつつある最近の動きを展望し、雇用システム再構築のヒントを掬い上げます。
※時間 いずれも午後6時30分から午後8時30分
第1回 9月8日(水)
やり直せる雇用システム
<新しい労働社会>をめざして
講師:労働政策研究・研修機構研究員 濱口 桂一郎さん(Hamaguchi Keiichiro)
東京大学法学部卒業、労働省入省。欧州連合日本政府代表部一等書記官、衆議院調査局次席調査員、東京大学客員教授、政策研究大学院大学教授を経て、2008年8月より労働政策研究・研修機構労使関係・労使コミュニケーション部門統括研究員。
第2回 9月13日(月)
事業者からみた<改正派遣法>の問題
人材派遣業の現在と未来
講師:(株)テクノエース代表取締役社長 友井川 紘一さん(Tomoigawa Koichi)
(財)関西生産性本部特別参与、日本労働ペンクラブ関西支部幹事、兵庫県立女性センター登録講師、関西遼寧(中国・遼寧省)協会顧問
第3回 9月16日(木)
企業内労働組合の可能性と限界
格差を乗り越える
講師:私鉄中国地方労働組合広島電鉄支部執行委員長 佐古 正明さん(Sako Masaaki)
山口県岩国市生まれ。1979年広島電鉄株式会社入社。1994年から私鉄総連中央執行委員、国際部長、組織部長を歴任。
第4回 9月22日(水)
「ワーク・ライフ・バランス」時代にみる働き方残業・配転・年休の現状と課題
講師:広島大学教授 緒方 桂子さん(Ogata Keiko)
大阪市立大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。広島県労働委員会公益委員。現在、広島大学法科大学院教授。専門は労働法。
第5回 9月29日(水)
これからの労使自治はどうあるべきか日米比較を通して
講師:同志社大学教授 石田 光男さん(Ishida Mitsuo)
東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。(社)関西国際産業関係研究所所長。同志社大学社会学部産業関係学科教授。専門は労使関係論・人的資源管理論。
公開セミナーのご案内
申込方法 | お電話、FAX、はがき、メールのいずれかにより、参加の回(複数回の申込み可)、郵便番号、住所、氏名、電話番号をお知らせ下さい。受講票をお送りします。 (ご提供いただいた個人情報は、公開セミナーのご案内、受講票の発送のみに利用させていただきます。) |
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参加費 | 無料 |
主催・会場 | ラボール学園(京都勤労者学園) 〒604-8854 京都市中京区四条通御前ラボール京都3F TEL 075-801-5925 FAX 075-812-1508 E-mail gakuen@labor.or.jp ※地図はコチラを参照下さい。 ※お越しの際は公共交通機関をご利用下さい。 |