府市民教室 2019年度第2期 文芸・歴史コース
京都の歴史と地名・謎解き散歩

この記事をSNSでシェア!

京都の歴史と地名・謎解き散歩 (野外授業ではありません。)

 京都は千二百年の歴史を刻んできた都市。その京都の文化・歴史・地名はきわめて重層的です。地名は大地に刻まれた歴史の鏡、文化を盛る器で、歴史・文化と深く関わっています。
 地名の起源の手掛かりを得るには、歴史学はもちろんのこと、国文学・国語学・地理学・民俗学・文化人類学など、多くの視点が必要です。例えば「稲荷」は稲成る(稲神)なのか、いなる(雷鳴)なのか、今も存在する剣石と賀茂別雷神の関係、秦氏や荷田氏の関わりなど、幅広い角度から検証しなければなりません。
 京都の地名を探ることは日本全体の文化、引いては自らの出身地の手掛かり・アイデンティティを知ることに繋がっています。

 

講師とテーマ

9/2  ルイス・フロイスの見た戦国京都Ⅱ
 ~『日本史』(ルイス・フロイス著書)の中の京都と織豊政権~
 中西 真一(大阪夕陽丘学園高等学校講師)

10/7 石清水八幡宮とその周辺地域
 吉永 隆記(京都精華大学講師)

11/11 (第2月曜)学区名の残る嵯峨朝の政治
 秦野 裕介(株式会社歴史と文化の研究所客員研究員)

12/2 崇導神社と八所御霊
 藤野(ふじの) 正弘(まさひろ)(京都産業大学日本文化研究所上席特別客員研究員)

2/3  京を巡る!~江戸期の旅日記より~ 公用・商用・信仰の旅
 伊勢参りの帰り京を訪れた旅日記から当時の観光コースを探ってみよう
 舞鶴 祥三(西陣学研究所主宰・京都地名研究会会員)

受講料 5回 6,750円(資料代250円含む)
日程 9/2、10/7、11/11(第2月曜)、12/2、(1月は休講)、2/3
曜日・時間 毎月 第1月曜日(祝日は休講)
午前10時~12時
持ち物 筆記用具