府市民教室 2018年度第2期 文芸・歴史コース
京都の歴史と地名・謎解き散歩 (野外授業ではありません。)

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京都の歴史と地名・謎解き散歩 (野外授業ではありません。)

京都は千二百年の歴史を刻んできた都市なので、京都の文化・歴史・地名はきわめて重層的です。地名は大地に刻まれた歴史の鏡、文化を盛る器で、歴史・文化と深く関わっています。
地名の起源の手掛かりを得るには、歴史学はもちろんのこと、国文学・国語学・地理学・民俗学・文化人類学など、多くの視点が必要です。例えば「稲荷」は稲成る(稲神)なのか、いなる(雷鳴)なのか、今も存在する剣石と賀茂別雷神の関係、秦氏や荷田氏の関わりなど、幅広い角度から検証しなければなりません。
京都の地名を探ることは日本全体の文化、引いては自らの出身地の手掛かり・アイデンティティを知ることに繋がっています。

講師とテーマ

9/3  西八条西荘と東寺の用水相論−「桂川用水差図」の世界−
      秦野(はたの) 裕介(ゆうすけ)(立命館アジア太平洋大学非常勤講師)

10/1 鴨の川原に京の歴史を見る
      小林(こばやし) 保夫(やすお)(元堺女子短期大学教授)

11/5 京都の町名と豊臣政権
      吉永(よしなが) 隆記(たかのり)(立命館大学衣笠総合研究機構・専門研究員)

12/3 北野の天神さんについて
      舞鶴(まいづる) 祥三(しょうぞう)(西陣学研究所主宰・京都地名研究会会員)

2/4  近衛前久と近衛家の邸宅 ~戦国時代の近衛家を追う~
      中西(なかにし) 真一(しんいち) (大阪夕陽丘学園高等学校講師)

受講料 5回 6,750円(資料代250円含む)
日程 9/3、10/1、11/5、12/3、(1月は休講)2/4
曜日・時間 毎月 第1月曜日(祝日は休講)
午前10時~12時
持ち物 筆記用具